【相撲用語】大関(おおぜき)の意味とは

大関おおぜき

相撲用語「大関おおぜき」とは、番付で、横綱に続く力士の地位のことです。小結関脇、大関を合わせて「三役」とよびます。

番付には東西に大関が必要とされ、大関がいないときは、横綱が「横綱大関」として兼ねることになっています。

「大関」という名前は「関取」の関に美称「大」をつけたことに由来します。江戸時代は「横綱」という地位がなく「大関」が最高位だったため、関取の中でも第一人者であることを示す呼び方だったようです。

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大関へなるための条件

・関脇の地位で連続3場所の好成績を残して安定した力を評価されること


※一般的な目安は「3場所通算33勝以上」

関脇の地位で安定した力を評価されると、本場所終了後3日以内に開かれる番付編成会議ばんづけへんせいかいぎで大関に推挙されます。そして理事会で満場一致の賛成を経て大関昇進が決まります。

大関昇進が決まると、相撲協会から使者が派遣され、昇進伝達式が行われます。

※大関で2場所連続で負け越して関脇に降下し、次場所で10勝以上した場合、番付編成会議の当日から大関として処遇されますが、使者の派遣はありません。

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大関の特権

・月給が「関脇、小結」より65万7000円昇給する(2010年時点)
・両国国技館の地下駐車場に直接自家用車を乗り入れ駐車することができる
・飛行機はファーストクラス
・新幹線はグリーン席

大関になると、安定した成績を残すのは当たり前ということから、三賞の対象から外されます。

大関になると1場所だけなら負け越しても関脇へ降格することはありません。しかし、2場所連続で負け越せば関脇へ降格します。

しかし大関の特権として、降格した場所で10勝以上すればまた大関に再昇進することができます。

負け越した翌場所は、「ここで負け越せば陥落の瀬戸際」という意味で「カド番」とよばれます。

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