【相撲用語】横綱(よこづな)の意味とは

横綱よこづな

相撲用語「横綱よこづな」とは、力士の地位の最高位です。番付ばんづけの最上位に位置します。

横綱はたとえ負け越しても降格することはありません。横綱は「強くて当然」。勝てなくなったとき、つまり横綱としての責任が果たせないときは、引退するしかないという厳しい地位になります。

横綱には、引退後5年間は力士名のまま年寄としよりの資格が与えられます。

また、横綱が土俵入りのときに締める綱のことも「横綱」といいます。

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横綱へなるための条件

横綱へなるための条件

・大関の地位で2場所連続優勝
(もしくは連続優勝に準ずる好成績)
・「品格・力量が抜群」という評価


※大相撲を代表する存在であるため、強さだけはでなく「品格」も必要とされます。

2場所連続優勝し、「品格・力量が抜群」と評価された場合、本場所終了後3日以内に開かれる番付編成会議ばんづけへんせいかいぎで横綱に推挙されます。そして理事会で満場一致の賛成を得なければなりません。

またこの間、千秋楽から番付編成会議の前までに開催される横綱審議委員会に諮問して、委員会で3分の2以上の賛成も得なければ横綱にはなれません。

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昔は、大関が最高位だった

昔は、大関が番付の最高位でした。そのため当時の「横綱」とは、横綱を締めて土俵入りができる人のことをいい、地位をあらわすものではありませんでした。

初めて番付に「横綱」と書かれたのは、1890年(明治23年)五月場所の第16代横綱、西ノ海嘉治郎でした。それから横綱の名称が番付に記載されるようになりましたが、これも名目的なもので、実際の最高位は大関でした。

横綱が最高位の地位だと明記されたは、1909年(明治42年)の「東京大角力協会申合規約」の改正時。

それから1951年(昭和26年)1月に、吉田司家と大日本相撲協会との話し合いによって、江戸時代から続いた横綱免許を吉田司家が与えるという形式は、大日本相撲協会が自主的に横綱を決定する方法に改められました。

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